正式には24年前の今日6月3日土曜日の深夜だったが、北京の天安門広場で民主化闘争の学生と市民が弾圧されて、何千人もの犠牲者を出した。その前の年には東西冷戦の象徴である朝鮮半島で平和の祭典である五輪大会が開催され、その次の年には東西ドイツが統一され、世界が平和に向かっていたので、中国の事件は衝撃だった。テレビの中継の映像が、最初は事実だと思えなくて、悪夢を見ているようだったが、事実だとわかると眠気は吹っ飛んで、くいるようにニュースの映像を見ていたことを、今でもはっきりと思い出す。その時は出張の多い職業だったが、その日はたまたま所沢の自宅にいて、土曜日の深夜だったことは、いつまでも忘れられない。またその年から南海ホークスが消えて、職業野球を見に行くこともテレビ中継を見ることもなくなり、週末の夜は自宅にいなくて出かけていることが多かった。昨年の6月4日は店を開業した日だったので忙しくて、過去を振り返ることはなく、その店も8か月で終えたので、明日は開業1周年になるはずだったと思うと複雑な気持ちになる。選挙も学生野球も終わったが、最近は電脳の動作が異常に遅くなり、その対応に追われて、予定の1か月前になったのに、まだまだ本格的に引越し作業に取りかかれない。
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